【ウマ娘】アクエリアス杯のウマ娘ティアリストを作成。コース解説や育成指針のまとめも

ナウなヤングにバカウケ……

まだ真冬だよマル姐さん。こんにちは，オワダ（@alice8544）です。
2月に実施される「チャンピオンズミーティング アクエリアス杯」のレース条件が発表されました。東京ダート1600m，冬，左回り，晴，良バ場で，簡単に言うとフェブラリーステークスモデルになります。前回も条件の厳しい短距離チャンミでしたが，今回はそれ以上にウマ娘の選択肢が狭いチャンミになる予感です。

発表から数日経って，ある程度活躍が見込めるウマ娘や脚質のメタ，攻略の指針がまとまりました。初のダート開催ということもあり，もしかしたらガラリと変化する可能性もありそうですが，ひとまずは現時点の情報をまとめるので，ぜひ育成に役立ててください。

アングリング×スキーミング復活！

まずは東京ダート1600mのレース展開を紹介します。今回は1600mなので，0m～267mが序盤，267m～1067mが中盤，1067m～1600mが終盤となります。ポジションキープ区間は全体の10/24までなので，667mの位置までです。

カプリコーン杯では，終盤にコーナーがないということで「アングリング×スキーミング」や「レッツ・アナボリック！」の出番がありませんでしたが，今回はバッチリあるのでどちらも有効スキルとなります。また，終盤コーナーの直後に直線に入るので，通常エルの「プランチャ☆ガナドール」やハロウィンクリークの「ぐるぐるマミートリック♡」もバッチリ有効発動です。

チャンミの歴史を振り返ると「アングリング×スキーミング」が有効発動するレースは基本的に逃げ環境になっていましたが，今回もそれは変わっていない予感です。むしろ短距離であるほど後方脚質に不利に働く傾向にあるので，今回の1600mマイル戦はいつも以上に逃げ環境と言って過言ではないでしょう。

逃げ環境の場合，基本的に先行勢は不利を強いられるのがウマ娘というゲームなので，今回の先行勢はやや割引評価。また，追込は確定加速の「直線一気」はあるもののちょっと爆発力不足な印象です。より多くの運ゲー加速を積める差しのほうが今のところ評価が高く，「豪脚」や「乗り換え上手」あたりはできるだけ積みたい加速スキルになりそうです。

ポジションキープ区間とコーナースキルについて

東京ダート1600mはポジションキープ区間終了地点あたりにコーナーがあります。逆噴射のリスクはほぼないので最優先でコーナースキルを取得していきましょう。また，直線スキルについては，有効発動するポイントがかなり多いので，今回はいつも以上に取る価値が上がっていそうです。

また，序盤と中盤の間付近に上り坂＆下り坂がありますが，あまり気にする必要はありません。差しであればバリキ系を抑えてもいいかなぁくらいですね。「登山家」も差しと追込であればある程度有効ですが，優先度はそんなに高くなさそうです。

暫定ティアリストを紹介（2月1日.Ver）

現在のティアリストはこんな感じ。逃げウマ娘が1歩リードしている印象で，続くのは爆発力の高い差しウマ娘。先行勢で強そうなのはクリスマスオグリですが，差しオグリのほうが優先度は高そうです。選択肢が少ないこともあり，あまり捻りすぎず，強いウマ娘を強く使う王道の作戦が間違いないでしょう。

マルゼンスキー（水着）

オススメ脚質：逃げ
オススメ度：★★★★★

以前からダートチャンミは水マルでしょと言われていましたが，蓋を開けてもその通りでございました。とくに説明する必要があるかも謎ですが，「地固め」で先頭を奪い，「グッときて♪Chu」につなぎ，終盤に「アングリング×スキーミング」→「プランチャ☆ガナドール」でイージーウィンの予感です。

問題はダートがDなので改造が必要なのと，「地固め」を因子などで拾う必要がある点になります。ダート因子は7ポイント必要なので育成前に因子周回をしておくか，フレンドを確保しておきましょう。

スマートファルコン

オススメ脚質：逃げ
オススメ度：★★★★★

水マルと比べるとちょーっと落ちるかも？　と思いつつもダート適性Aですし，暫定でトップティアに。やることはまったく変わらないんですが，中盤の地力が劣るのでコーナー系スキルや「チャート急上昇！」，「脱出術/急ぎ足」などで補うといい感じです。「キラキラ☆STARDOM」のおかげでハナを奪うのは得意なので「遊びはおしまいっ！」とも相性が良さそうです。

オグリキャップ

オススメ脚質：差し
オススメ度：★★★★★

差しでもっともオススメは「勝利の鼓動」が強烈な通常オグリキャップ。「豪脚」を積みにくいのは大きな痛手ですが，「勝利の鼓動」の収益がバカ高いので目をつぶって問題ないでしょう。もちろん，根性グラスから引っ張ってきてもいいですが，それができるのはかなりのサポート＆因子強者のみになりそうです。

差し勢に積みたい継承固有スキルは「紅焔ギア/LP1211-M」か「レッツ・アナボリック」。どっちも積んでもよさそうですが，結構重たいので紅焔ギアだけでも大丈夫そう。通常の加速スキルは「乗り換え上手」はほぼ必須で，追加で「前列狙い」「上昇気流」「アオハル点火・力」あたりを採用していきましょう。

アグネスデジタル

オススメ脚質：差しor追込
オススメ度：★★★★☆

差しウマ娘の2番手はアグネスデジタル。「豪脚」をパワーオグリから持ってこれるほか，自前で「狙うは最前列」も所持しているため，爆発力だけ見ればオグリよりも上と言えそうです。安定のオグリ，爆発のデジタル。

なお，デジタルは追込に改造して，「直線一気」を積むプランもあります。結局は「豪脚」や「狙うは最前列」に頼ることになりそうですが，中盤スキルとして優秀な「強攻策」も積めるので，試してみる価値は大いにありそうです。

エルコンドルパサー

オススメ脚質：逃げor先行
オススメ度：★★★☆☆

キャンサー杯では大活躍だったエルも今や昔。有力な逃げウマ娘が大量にいる環境ではなかなか真価を発揮することは難しそうです。ただし，固有スキルが最速発動すればそれだけで勝ち切るポテンシャルはあるので，中盤スキルを積みに積みまくってなんとかするプランを取りましょう。選択肢の少ないダートチャンミでだれでも使えるウマ娘なので希望を捨ててはいけません。ワンチャン狙っていきましょう。

エルコンドルパサー（モンク）

オススメ脚質：差し
オススメ度：★★★☆☆

出番がありそうでなかなかないモンク衣装エルコンドルパサー。残念ながら今回もトップメタというわけではなく，ワンチャン系のウマ娘の1人となりそうです。ただし，今回の条件に合ったスキルである「豪脚」や「十万バリキ」を自前で持っているのは高評価。差し勢での選択肢としては全然あるほうなので，オグリやデジタルを所持していない人は採用を検討しましょう。

ゴールドシチー（和装）

オススメ脚質：先行or差し
オススメ度：★★★☆☆

最終コーナーで3位から6位の競り合い条件で発動するハイブリッドスキル「GET DOWN」を持つゴールドシチーもワンチャン系ウマ娘になります。先行or差しと書きましたが，「差しコーナー」を所持しているのでできれば差しで運用したいところ。固有の発動条件が3位から6位なので中盤スキルをしっかり積んで高い位置をキープする必要がありそうです。

ちなみにレース序盤に後ろにいると前の動きを鈍くする「布陣」を持っていますが，5秒の発動制限があり，その頃には「地固め」持ちは大体加速しきっているのであまり意味はありません。まったく意味がないわけではないんですが。

ハルウララ（正月）

オススメ脚質：差しor追込
オススメ度：★★★☆☆

正月ハルウララは差しか追込で運用することになりますが，個人的にはより固有スキルを強く使えそうな追込運用がオススメ。「直線一気」「豪脚」「強攻策」あたりを積めば，意外とではなく，ふつうに強く運用できる予感すらあります。

自前で所持している金スキルの「注目の踊り子」や「努力家」はおそらくチャンミでは生きにくいスキルになります。基本的には取らなくて大丈夫でしょう。

オグリキャップ（クリスマス）

オススメ脚質：先行or差し
オススメ度：★★★☆☆

クリスマスオグリの選択肢は，固有スキルの終盤接続を狙う先行型か，終盤入りからの「小休憩」で発動を狙う差し型の2つ。ルームマッチでよく見るのは先行型で，差しの場合，通常オグリを採用するほうが無難と言えそうです（所持していればの話です）。

確かに爆発力と言う意味では先行の終盤接続が強力ですが，そもそも回復が3つ発動する必要があるうえ，発動位置も限定されるのはかなりの割引要素。悪くはないんですが，やや変化球気味のウマ娘な気がしますね。

ミホノブルボン（バレンタイン）

オススメ脚質：逃げ
オススメ度：★★☆☆☆

ダートがGでマイルがBのミホノブルボンをダートチャンミに！？　と思わずツッコミたくなりますが，野良のルームマッチではすでにそこそこの割合で見かけます。みんなやる気ありすぎ。

地固めを自前で所持するのは大きな利点ですが，ダート10以上，マイル1以上をエルコンドルパサーとセイウンスカイの親で用意する必要があるのでとても大変です。セイウンスカイがダートGのマイルCなので書いていること以上に大変なんですよね。気合の入ったトレーナーは挑戦してみてください。自分はあまりオススメしませんが……。

セイウンスカイ

オススメ脚質：逃げ
オススメ度：★☆☆☆☆

ダートがGでマイルがCで地固めも所持していないセイウンスカイをダートチャンミに！？　「できねーっ！」って感じですが，やってるオタクはいるもんです。世界は広い。決め手の高さは間違いありませんが，完成しても水マル，ファルコあたりに中盤戦で勝つのはかなり難しいのでまったくオススメできません。本当にセイウンスカイが好きな人だけがんばってください。ワンチャンはあります。

マイルSはできる限り積みたい

前回の短距離チャンミでは最高速で走る距離が短いこともあり，そこまで評価が高くありませんでしたが，今回はやや長いマイルということでいつも通り積みましょう。みんな積んできます。

また，ダートSについてはパワーにバフが掛かるということで出足勝負になりがちな逃げウマ娘に積めるといいかもしれません。水マルはそもそもダート因子がたくさん必要なので，完成個体にたまたま付いてるというラッキーもよくあるかも。

前列狙いは努力目標

ダート条件のみの加速スキルである「前列狙い」はできれば全員に積みたいスキルではあるんですが，決め手と言う意味ではいくらでも代用が効くスキルがあるので努力目標になります。もちろん積むに越したことはないので，より安定感を出したい人は因子厳選をしっかりやりましょう。

目標ステータスについて

1600mの目標ステータスは以下の通り。今回は選択肢が少ないのもあってデバフウマ娘でお茶を濁してくるトレーナーもいそうなので，スタミナはある程度多めに見積もっておくほうが無難かもしれません。ちなみに金回復はスタミナ150程度，白回復はスタミナ40程度で見積もってください。

また，東京ダート1600mはスピードに補正が掛かるコース補正がスピードとスタミナに設定されています。スピードは901以上は問題ないとして，スタミナは601以上を意識しておくといいでしょう。言うて2つのステータスが対象なのであんまり効果量は多くないんですが。

逃げ

先行

差し

追込

しばらくは調査フェイズになります

今回のまとめは以上となります。しばらくは有力ウマ娘や戦術の調査フェイズとなりそうですが，そもそもの選択肢が少ないこともあり，今回紹介したティアリストから大きく変化することもない予感がしています。なお，今月のチャンミはいつもよりかなり早く2月18日より始まってしまいます。脚質ごとの育成ポイントについてもなるはやでまとめてアップするので，そちらも楽しみにしていてください。それではまた。