調べれば調べるほど面白いデータが取れますね
作業自体は本当に面倒くさかったですが，やった価値はありました。こんにちは，オワダ（@alice8544）です。
先日，2回に分けてチーム競技場のレース傾向を調査し記事にしましたが，なかなか好評でやってよかったなぁと感じています。2回目で異常な数字は確認できなかったので，より確度の高い結果が出たんではないでしょうか。
以前の記事では，ある程度データ中心にまとめましたが，今回は集めたデータから見えてきたチーム競技場の基本ルールとレース傾向を紹介します。大きな発見はないかもしれませんが，攻略に役立つ要素も記述しますので，ぜひ確認してください。
チーム競技場は12人固定レース
基礎中の基礎情報です。チーム競技場のレースはすべて12人出走で固定となっています。プレイヤーが出走させるウマ娘の分だけモブウマ娘が減る形になっており，自分3人，相手3人出走であれば，モブウマ娘は6人出走となります。
出走人数はウマ娘の固有スキル発動などに大きく絡んでくる要素となるので，ある程度意識してウマ娘の育成とチーム競技場の編成を決めていきましょう。
レースには育成で走れないものも
チーム競技場のレースは完全ランダムで作成されておらず，ある程度決められたレースのなかからランダムで選ばれています。なお，それらはすべてモデルとなる実際のレースが用意されているように思えますが，なかには育成で走れないものも存在します。全レースは以前の記事にまとめられているので，気になる人はぜひチェックしてください。
レースと季節の組み合わせはランダム
実際の重賞などをモデルにしたレースは季節が一致するのでは？ という話が出ていたので調べましたが，とくに関連性は見つかりませんでした。新潟の1000mレースは，春の韋駄天ステークス，夏のアイビスサマーダッシュ，秋のルミエールオータムダッシュあたりがモデルとなりますが，冬でも確認できました。
季節は5レースすべて同一
季節は出走する1レースから5レースまですべて同一の季節となります。1レース目が夏であれば，最後まですべて夏が選ばれます。途中で季節が変わるのもおかしな話ですし，当たり前でしょとも思いますが，天候やバ場状態は変化するので覚えておきましょう。
季節は春がもっとも選ばれやすい
春：169/400（42.25％）
夏：65/400（16.25％）
秋：91/400（22.75％）
冬：75/400（18.75％）
2回調査を実施したところ，いずれも同様のデータが出ましたので，チーム競技場で春が選ばれやすいのは間違いなさそうです。少し前までは実際の季節に関連しているのかな？ と考えていましたが，本作の季節の移り変わりを調べたところ，それっぽいデータが取れました。
春レース
3月前半 3月後半
4月前半 4月後半
5月前半 5月後半
6月前半 6月後半
夏レース
7月前半 7月後半
8月前半 8月後半
9月前半
秋レース
9月後半 10月前半
10月後半 11月前半
11月後半
冬レース
12月前半 12月後半
1月前半 1月後半
2月前半 2月後半
そもそも春が長くない？
これ知っていました？ 自分はまじで最近知りました。ともあれ単純に24コマに分けてランダムにした場合，春が選ばれやすいのは必然のような気もします。ただ，これだけが原因とも限らないので，またしばらく経ったらデータ取りはする予定です。
天候は晴れの比率が高め
晴：1192/2000（59.6％）
曇：598/2000（29.9％）
雨：188/2000（9.4％）
雪：22/2000（1.1％）
天候には，晴，曇，雨，雪の4つが用意されています。天候は全体の6割ほどが晴れとなるため，スキルを取るのであれば「晴れの日〇」がオススメです。ちなみに春と夏はとくに晴れが多く，冬は天候が悪くなる傾向にあります。ただし，そもそも冬の選択率が高くないので，あまり気にしなくていいとは思います。
バ場は圧倒的に良バ場が選択されやすい
良：1530/2000（76.5％）
稍重：267/2000（13.35％）
重：95/2000（4.75％）
不良：108/2000（5.4％）
バ場には，良，稍重（ややおも），重，不良の4つが用意されていますが，スキルは「良バ場〇」とそれ以外すべてをまとめた「道悪〇」（みちわる）の2種類で分けられています。
2種類に分けられていると言っても，圧倒的に良バ場が多いので，取得するのであれば良バ場一択でしょう。また，天候が崩れるほどバ場状態も悪くなる傾向にありますが，そもそも天候が晴ればかりなので，雨の日〇＋道悪〇といった組み合わせを考える必要はあまりなさそうです。
距離ごとのおすすめスキル
チーム競技場の距離ごとのおすすめのスキルをあらためてまとめました。振り分けなどは過去記事にまとめてあるのでそちらを参照してください。基本的に右回り〇は間違いなく，ダートと長距離は非根幹，中距離は根幹を押さえておきましょう。ついでに，もっとも発動しやすい組み合わせとパーセンテージもまとめたので参考にしてください。
ダート：1600m～1800m
右回り◯，非根幹距離◯
右回りと非根幹距離の同時発動確率：72.75％
短距離：1000m～1400m
右回り◯
右回りと根幹距離の同時発動確率：40.5％
マイル：1500m～1800m
右回り〇
右回りと非根幹距離の同時発動確率：45％
中距離：2000m～2400m
右回り◯，根幹距離〇
右回りと根幹距離の同時発動確率：48.5％
長距離：2500m～3600m
右回り◯，非根幹距離〇
右回りと非根幹距離の同時発動確率：67.25％
長距離レースはおよそ60％が2600m以下
長距離で集計した400レースのうち，237レース（59.25％）が2600m以下となりました。本作は走る距離によってスタミナの必要値が変化するので，3000m以上をバッサリ切り捨てて，2600mまでで勝負するのも1つの作戦だと思います。ちなみに3000mまで範囲を広げると309レース（77.25％）が該当しました。こちらも1つのラインになると思います。
直線レースは新潟1000mのみ
現実の競馬と同じで直線レースは新潟1000mのみ確認できました。ゲームなんだから直線3000mとか用意しても面白そうではあるんですけどね。なお，新潟1000mの割合は短距離レースの6％前後の数字になるので，コーナースキルの取得にはほとんど影響はでないかと思います。
モブウマ娘が所持するシンパシーと一匹狼の割合
ここで記述するのはクラス6での調べになります。チーム競技場に出走するモブウマ娘はクラスに応じたスキルを所持しており，全体で5人以上が所持すると発動する「シンパシー」と，1人のみ所持すると発動する「一匹狼」も多くのモブウマ娘が所持しています。
詳細は過去記事でまとめてあるので割愛しますが，シンパシーはどの距離でも2人以上所持していることが多く，とくに中長距離では確率が高くなっています。自分が使用する3人のウマ娘全員に覚えさせるのは大変ですが，カードプールが広くなり，シンパシーが扱いやすくなったら戦術に組み込むのは面白そうです。
シンパシー
ダート：
2人以上所持：30/50（60％）
短距離：
2人以上所持：34/50（68％）
マイル：
2人以上所持：30/50（60％）
中距離：
2人以上所持：40/50（80％）
長距離：
2人以上所持：48/50（96％）
そして一匹狼はダート，短距離，マイルは0％，中長距離はほぼ100％近い数値が出ています。単純に前者3つは1人だけに取得させて，後者2つは覚えさせないのが無難なのかなと思います。
一匹狼
ダート：0/50（0％）
短距離：0/50（0％）
マイル：0/50（0％）
中距離：50/50（100％）
長距離：48/50（96％）
次回はタウラス杯のまとめでもやります
今回は2回の調査から見えてきたチーム競技所のまとめを作成しました。ウマ娘もかなり情報が明らかになってきて，調べることも少なくなってきましたが，タウラス杯のような新規イベントがあると，新しい調べものや攻略なんかも出てきて面白く感じています。
ということで次回はもうすぐ開幕するタウラス杯の攻略情報をまとめます。ほかのサイトやブログなんかでも多く取り上げられていますが，いろいろな視点で攻略を見るのも面白いと思うので楽しみにしていてください。それではまた。
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