やればやるほどわからなくなってきました
1つだけ分かることはゴールドシップは強いですし，それと同じくらいナリタタイシンは強いということです。こんにちは，オワダ（@alice8544）です。
「チャンピオンズミーティング ジェミニ杯」の3日目予選が終了しました。走る前は新しいビルドを試せるのにウキウキしていて「えい！えい！むん！」って感じなんですが，やっているうちにツインターボみたいになっています。
前回は初日の反省記事を書きましたが，今回は3日目時点での反省記事をお届けします。本当は昨日の時点で書こうと思ったんですが，ゴールドシップの金スキル「視界良好！異常なし！」について，いきなり考えが変わったので，記事作成に時間が掛かりました。そのあたり思考の変化をお届けするので，ぜひ確認してください。
2日目の戦績は20戦16勝4敗
初日の日記にも書きましたが，2日目は追込デバフ特化のナイスネイチャと，「視界良好！異常なし！」を所持していないゴールドシップを入れて挑みました。正直，これで隙はほとんどないっしょ～って考えていたんですが，結果は以下の通りでした。
2日目：20戦16勝4敗
1セット目：5戦2勝
2セット目：5戦5勝（※）
3セット目：5戦5勝
4セット目：5戦4勝
※2セット目以降は「視界良好！異常なし！」を所持している先日紹介したゴールドシップを使用しています
さすがに？ 別にうぬぼれているわけではありませんが，選択したウマ娘の能力を考えると1セット目の5勝2敗は酷すぎる結果だと思いました。ちなみに敗れたのは以下の3人で，ナイスネイチャの方は育成がかなり難しいにもかかわらず，しっかりと仕上げてきていてキャラ愛を感じますね。
敗因の多くは前詰まりの発生
ちなみに勝利した2試合はどちらも自分のナリタタイシンが勝ちました。ゴールドシップの戦績だけを見ると5戦0勝で酷いものです。正直なんで負けたのか結果だけを見たときは分かりませんでしたが，実際のレース運びを確認したところ，完全に理解しました。敗因の多くはほとんどが前詰まりでした。
■1レース目
スタート直後はナイスネイチャの外側につけていましたが，第2コーナーではすでにナイスネイチャの前の最内につけています。終盤までそのまま進行し，前詰まりが起こっています。
■2レース目
5レースで唯一外目を回ったレースになります。ある程度力を出せた気もしますが，ふつうに負けましたね。
■3レース目
外枠のスタートでしたが，序盤から中盤にかけて5番手の最内を追走。やはり終盤の位置で前詰まりが起こっています。
■4レース目
内側の枠からスタート。やはり中盤まで最内を走り，3人いたゴールドシップの中でも常に最内をキープし続け，終盤位置よりも手前ですでに前詰まりが発生していました。
■5レース目
1枠からのスタートでしたが，スタート直後に外側を進行。第2コーナー明けには大外をしっかり回っています。ただ動きがおかしくなったのはこの直後，内にドンドンと進路を変更し，抜錨発動時には最内に潜り込んでしまっています。結局終盤位置で前詰まりが起こってしまいました。
9人制ならそこまで前詰まりは起こらないだろうと考えていましたが，これは大きな誤算でした。たまたまでしょ？ って切り捨ててしまえばそれまでですが，そこそこ育成に成功したと感じているゴールドシップが5の0はさすがに看過できません。決勝戦の1先を控えているのに，このままで大丈夫！ と考える人は絶対にいないでしょう。
初日にはそこまで気にしなかったゴールドシップの前詰まりが頻発した（ちなみにナリタタイシンは初日から前詰まりが多く，ムラの多いウマ娘だなとは感じていました）理由を考えると，やはり浮かび上がるのは「視界良好！異常なし！」の有無です。
体感だけで語るのはよくないので，初日のレースと以降のレースすべてで「視界良好！異常なし！」の発動の有無と，前詰まりの発生の有無を調べました。サンプルレース数は60レースすべてになります。
「視界良好！異常なし！」発動
前詰まり発生：7/28（25％）
前詰まり非発生：21/28（75％）
「視界良好！異常なし！」不発動
前詰まり発生：15/32（約47％）
前詰まり非発生：17/32（約53％）
いやいや60レースくらい偏りでどうにでも説明できるでしょって感じですが，そもそもの試行が取れないので，この程度で判断するしかありません。自分の目線では，どうしても「視界良好！異常なし！」が発動したほうがうまいレース運びをしているように感じられました。
「視界良好！異常なし！」の発動条件と効果をおさらい
「視界良好！異常なし！」の発動条件は，脚質が追込かつ，左右にレーン移動したときになります。効果は視野の拡大で，正しいかは分かりませんが，コース取りやレース運びに影響があるとされています。なお，効果時間はジェミニ杯の場合，10秒ほどとなります。
そもそもなぜジェミニ杯で「視界良好！異常なし！」の不要論が出たか，それは発動位置と効果時間が関係しています。ジェミニ杯の場合，ほとんどがスタート直後の序盤に発動し，効果時間はおよそ10秒なので，中盤から終盤の位置取りには影響しないから不要というのが，自分も含め，多くの人の見解でした。
また，ジェミニ杯は9人制だから前詰まりが起こりにくいと予想されていたのも1つの理由です。レース運びに問題がなければ不要なスキルなのは間違いありません。しかし現実には前詰まりが頻発してしまっています。その原因も考えてみました。
前詰まりの原因は追込＆差しウマ娘過多？
遊んでいる人であれば分かると思いますが，1レースに3ゴルシは当たり前。ナリタタイシンもそこそこ見かけるため追込が5人なんてことも珍しくはありません。
ふつう9人制であれば，逃げ2人，先行2人，差し2人，追込3人などの展開で縦長になるため，壁が出来上がることも少ないと思いますが，今回の場合，追込で団子が形成され，さらに差しにはステータスの低いデバフネイチャも多く採用されています。これらの要因により，前詰まりが起こりやすい土壌が出来上がってしまっているのではないでしょうか。
しかしそれであれば，逃げウマ娘や先行ウマ娘を採用すればいいじゃないと思いますが，自分が育成したセイウンスカイはかなり自信があったものの，初日の成績は20戦1勝とまったく奮いませんでした。周りの話を聞いてもほとんどがゴールドシップorナリタタイシンが活躍しているようで，そもそも逃げウマ娘と先行ウマ娘が勝ちにくいレース条件になっているのだと自分は考えています。
ジェミニ杯では「視界良好！異常なし！」は有効な可能性あり
最終的にたどり着いた考えは，序盤の位置取りが中盤以降の位置取りにも影響している可能性があるということになります。それであれば，序盤に発動し，いいコース取りをしてくれやすい「視界良好！異常なし！」にも意味が出てきます。
なお，あくまでもこの考えは今回のジェミニ杯に限り，ほかのコースやレースではガラリと考えが変わるかもしれません。本来であれば発生しにくいはずの前詰まりが頻発している現環境での話となります。
3日目までの雑感は以上となります
正直自分の考えが合っているかは分かりませんが，少なくとも自分の成績だけを見るとゴールドシップに「視界良好！異常なし！」を覚えさせたほうが勝率が高くなっているのは間違いありません。もちろん，序盤に発動するから意味がないという理屈も分かりますが，そもそもウマ娘のレースが内部でどのようにシミュレートされているかも分からない以上，バッサリ切り捨てるのは早計では？ というのが今回のまとめになります。
また，初日の雑感記事にも書きましたが，ウマ娘の育成論はほとんどが宗教みたいなものだと思っていて，それらを判断するのも個人の自由だと思っています。例えば，ジェミニ杯で同じく不要とされている「弧線のプロフェッサー」だって，実は強かったなんてこともあるかもしれません。頭ごなしに否定するのでなく，いろいろな考えでウマ娘の育成を楽しんでいけたらいいんじゃないでしょうか。それではまた。
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